すべらない話
雪が降っている。
水分を含んでベチャベチャした、いわゆる濡れ雪というヤツだ。
車のタイヤは換えていない。まだ何とかなるだろう。まあ、ナメてかかると痛い目に遭うのは、わたしのわたしによるわたしの為の法則だからならないかもしれない。
ライフイズ美しい。
まだ根雪にはならないらしい。TVの天気予報でどこのどなたかは存じ上げませんが、難しい試験を通った気象予報士さんがおっしゃってらしたという。
ヤフー天気は信用しない。スマホにダウンロードしてあるのだが、あれは直近の予報もべらぼうに外す。ボウリングのスプリットぐらい外す。気象庁のそれをコピー&ペースト(略してコピペ※多分死語)しているようなものだと理解しているが、わたしは信じていない。信じるものは救われていない。主にわたしだが。
それでも他の無料ダウンロードアプリに比べればマシだ。やはり大事なものにはしっかりお金をかけなければいけない。
しかし、無料でそこそこのクオリティで、TVをつけたら、スマホを開いたらいつでも情報を入手でき、しかも大いに外れる可能性を常にはらむ天気予報にお金をかけるのか?
たかだか月数百円で脳内では検事と弁護士がやりあって裁判長が判決を下す。証人もわたしが(脳内で)用意する。そんな脳内リーガルハイを繰り広げている。日夜。さすがに日夜は嘘だけど。
今は止んでいる雪。今シーズンは何度「大雪にウンザリ」という見出しをみかけることだろう。タイヤの準備は出来ていないが、その記事にうんざりする準備は出来ている。