別に夢はないのだが。

田舎とは欲しいものが手に入らないエリアである。

例えばJames BlakeもTORO Y MOIも柴田聡子も、それらの新譜が手に入らないのだ。

HMVオンラインではTORO Y MOIが取り寄せ扱いで二週間以上遅れての受け取り。

今時CDで買おうとするからでは?と言われたら元も子もないのだけれど、欲しいものは欲しい。もっと欲しいもっともっと欲しい。

 

田舎と言えど、いかにCD販売が死に体であるかを物語っているワケだが、それでもJames Blakeは仕入れてほしかった。文化も教養もいらないコミュニティという判断。カスタマーか店頭にでもクレーム入れてやろうかしら。

 

UNIQLOは懐かしの+Jからルメールあたりの商品は(マジで)ごく一部のみ、スポーツショップとは名ばかりのジャージ売場、スタバ開店に大行列エトセトラ。

選択と集中と言えば聞こえはいいのだが、ぶっちゃけ切り捨て。

この程度だからこの程度でいいよね?ってなもんで。

まあ、そんなもんだ。今さら分かりきったことを。

どうせ死にゆく身だ。手足を縛りつけられたワケでも五感を封じられたワケでもない。

ここにいてもどこかへ行けるし、何かを見たり聞いたりできることに変わりない。

ただ、物足りない。それだけだ。

酒が旨い。どうもありがとう。

 

追伸:ナンバーガール東名阪ツアー抽選、普通に外れた。ちくしょう。

わたしとナンバーガール(作文)

例えばあの子は透明少女

このフレーズを初めて聞いてから20年くらい経つが、未だに意味が分からないけれど、条件反射で何らかのスイッチが入る。

何のスイッチなのか説明もできない。

99年、つまり前世紀に北海道で開催されたライジングサンロックフェスティバル。

当時はrocking'on社が主に関わっており、そこからロックインジャパンを発足するに至り、その過程で何だかんだあった(らしい)元BLANKEY JET CITY浅井健一とそのマネージャーに、当時の編集者がぶん殴られる事件が起こったのは、ナウなヤングには知る由もないけども。

この初開催にわたしは参戦しており、そこには件のブランキー、ミッシェルガンエレファント、スーパーカーや、当時世間的にも大ブレイクしていた椎名林檎ドラゴンアッシュらが名を連ねていた。

その中にナンバーガールがいた。

まだメジャーデビューしたばかりの新人にも関わらず、大抜擢された彼らは半袖シャツの轟音ギターを掻き鳴らすメガネだった。

すごいメガネだと思った。

それから数年の短い活動期間で、世間的には売れたと言い難い程度だったものの、日本のロック史に残る名バンドと記憶されている。

 

そのナンバーガールが復活する。

わたしが最初に目撃したのは札幌。

最後のライブは見ていないけど札幌。

その札幌、ライジングサンで復活する。

一度解散した理由はベースの中尾憲太郎が脱退するにあたって…ということだった。

中尾は出自からしハードコア・パンク的なベーシスト。

メジャーデビュー当初までのギャリギャリギターロックから、徐々に音楽性を変化させていた中で、ボーカルでソングライターの向井が常に製作の主導者だったのは誰の目にも明らか。

解散後に短期間ではあるもののZAZEN BOYSで共に活動するドラムのアヒト・イナザワナンバガの象徴的ともいえるギターを掻き鳴らす田渕久子は、依然として代えが効かない存在。

中尾が必要にされていなかったワケではないだろうが、中尾としては自分の好きな?音から離れていったことと、バンドにおける存在意義に疑問を持ったのかもしれない。

解散後の向井の、ZAZEN BOYSなどにおける音楽を鑑みるに、活動を続けても中尾が欲するであろう方向からは離れていっただろうし、むしろ見切りが良かったとも言える。

 

解散後は全員が音楽を諦めることなく、それぞれの活動に邁進していく。まあ、アヒトがZAZEN脱退後、バンドを結成してボーカルを務めた時は、さすがに???となったけど。

彼らの再結成については考えられないというより、各々がマイペース過ぎるので、無関心なんじゃなかろうかと思っていた。

仲違いして(と似たようなもんで)解散したスーパーカーよりは遥かに可能性はあったが。

 

再結成て、いざしちゃえば(少なくとも表面的には)割と仲良くやってそうな感じがあるんですよね。

若い頃に比べて寛容になったり割り切れるようになったり。

例え目的として、金銭的な面が強かったとしても「これはビジネスだ」と枠を決めてしまえば、案外考え方はクリーンにまとまるのかな、と。

昔、シロップ16gの再結成ツアーを見に、東京国際フォーラムまで行ったことがある。

2階席で遠かったけれど、感慨深いってこういうことなのかなと。

 

ナンバーガールはツアーもやるという。

そこには抽選で申し込んだ。

が、やはり再結成一発目で特別な意味合いのある札幌には行きたい。

 

ライジングサンに行けるかどうかは、まだ分からないがとりあえず述べて欲しい。

「福岡県博多市からやってまいりましたナンバーガールです」と。

 

すごいメガネがそこにいるだろう。

淡い

今年の東京マラソンには落選した。

去年は受かった。病気明け、怪我明けのタイミングで当選してしまう怒濤の巡り合わせ。

32?㎞過ぎでトイレに行くと、そこから両足の大腿部及びハムストリング、そしてふくらはぎが攣ってしまい…つまり腰から下は全部使い物にならない。

仕方なく歩いてしまったり。

命からがらゴールをする。

泣いてしまう。母親に電話。やっぱり泣いてしまう。

終わってから中目黒の光明泉に行った気がする。炭酸泉で文庫本を読んでるメガネがいたのを覚えている。

 

今年は当たらなかった。

もう、マラソンに対する情熱も薄れている。弱くなってしまった。

そんなもんかな。

今日も走ったし、明日も走るけど。

そんなもんかな。

 

早く暖かくなってくれないかな?

 

 

 

 

 

わたしの甥。

遠くに住む弟夫婦に第一子が誕生した。

男の子だ。

 

多分、青森出身者でその地域に転勤や進学を除いて…縁もゆかりもなく、一時的なものでもなく、普通に移住している人間はかなり少ないのではないかという地域。

結婚して、すぐに奥さんに子どもができた。昨年、結婚するにあたり、二人で遠路はるばる来青した。それから程なくして妊娠。展開が早くね?とは言わないが。

 

両親は何度か足を運んでいるが、何せ遠い。思い付いたから簡単に行ける土地ではないので、色々と都合をつけるのも簡単なこととは言えない。

そんな事情もあり、わたしがそこへと訪れたことはない。恐らくは、こういうことがなければ足を踏み入れることもなかっただろう土地に、弟は生涯の伴侶(古い表現だな)と出会い、血脈を繋いだ。

 

わたしは結婚していない。

恐らくは独身のまま、一生を終えるだろう。

覚悟というには曖昧で、なんだか傍観者のように冷めた感覚。そんな感じ。

姉は結婚して結構な年数が経つが、子どもはいない。

事情は分からないし、聞こうとも思わない。

親も干渉しようとはしない。これから姉夫婦に子どもはできないだろう。

別に結婚と子どもはワンセットではないし、子どもがいないからといって、家庭のヒエラルキーが発生するなんて実に馬鹿げている。

独身者と既婚者の間には社会的な差はある。それはそうだろうし、そうでなければ形成されないものは山程ある。

だからといって、人間としての差があるワケではない。

 

いずれにしても、それはそうなんだが。

 

孫が生まれ、写メや動画が送られ、それに喜び、感慨深げに孫の顔を見て、体を触って、あやして、様子を聞いてはニコニコと。

わたしも嬉しく思ってはいる。

 

同時に感じるのは罪悪感なのか。

 

人はいつか死ぬという、当たり前すぎな、ありふれすぎた文句。

彼と彼女には自分が老い、子どもたちもそれなりに歳を重ね、人生の先なのか終わりなのか、本当の所、よく分からない何かが見えている。

孫の顔が見たい。

姉には(恐らく)言ってないだろうし、わたしにも言わなかった。

社会的なものもあるから、結婚はしておかないと…とはしょっちゅう言われるけれど。

言い換えていたようなものだったのだろう。

両親が初孫の顔を、直接見ることは中々できないだろう。

楽しい時間もリミット。別れを惜しむ思いが、表に強く出ていたのは、普段は結婚の話題を口にしない父だった。

 

とりとめのない気持ちをブログに綴れば、少しは整理できるのかと思っていた。

 

全然、まとまらない。

1月は去り、2月はステルス気味で登場。

先日、はてなから前回の投稿より1ヶ月経ちましたけど?という旨のお知らせが来た。

ある種の生存確認。

基本、備忘録なので特に書くこともなければ書かないだけだ。1月は話題が正月はお餅を食べ過ぎちゃった!と寒いよね!しか存在しない。実際に食べ過ぎたし、雪かきに追われた年始に腰と肘を少し痛めた。テンプレ過ぎて書く気も失せたが。

 

わたしは冬でも走る。ブクブク太るからだ。雪道用のランニングシューズというのもあるが、結局は滑る。コケる。交通量の多い道や時間帯は避けるようにしているので、基本的に朝走る。朝に走るのはいつものことだが、冬季間は道も狭くなるので、できるだけ車両に迷惑をかけたくない。休日や朝走れなかった日など、日中や夜に走ることもなくなる。

しかし、天敵がいる。それは大雪でも強風でもない。雪国の生活に欠かせない除雪車だ。彼らは早朝に除雪することが大半であり、走っていると出くわすことも少なくない。除雪で雪を排除すると、そこは空気に直接触れなかった部分が露出する。

あれは凶器だ。

プロレスでヒールがリングの下に隠している凶器を思い出してほしい。ちびっ子もブーイングの嵐だ。やむを得ない。

最も厄介なのが除雪後の路面(凶器)の、更にその上にさらっと雪が乗っかる場合。

あれは兵器だ。

殺戮兵器だ。ビン・ラディンが懐かしい。ああ、平成が終わってしまう。

年始明け、10連休とフザケたことを抜かしていた世間も始動するぐらいのとある日。走っていた反対側で、犬の散歩をしていたおじさんに気を取られた数秒後、約束されたかのように転倒して右膝を強打。フラグ。

走ろうとするが激痛で引きずるので止まり、足を確認して走り始めるとぶつけた箇所以外は段々動くようになり、膝の痛みも薄らいでいた。

走り終えて数時間、なんか膝の裏からふくらはぎの上が痛い。終いには立つ座るで膝を曲げるのに激痛を要するように。

歩いたり走ったりは特に痛くないのだが。

二日後、整形外科で診てもらうと膝の軟骨を痛めると、それが裏側に出るという。ええ?靭帯じゃない?とか思いながら、約二週間後、再度転倒して反対の左膝を強打。すると同じような症状が出た。自ら証明してしまう快挙。ごめんね整形外科医。

現在、症状は和らいだが、未だにしゃがむ、立つ時に痛みが出る。しかも両方。なんか劇的に良くなる予感がしないのは何故だ。どうにかしてよ整形外科医。

子どもの頃は、大人になってからも、こんなに転倒するとは思わなかった。

ノストラダムスですら予言できなかったことなのだから仕方がない。

する価値もなかったとは言わないが。

雪やこんこん(迫真)

一昨日は知人の結婚式であった。今季一番の強い寒気がなだれ込むどころか、殴り込みにきたかのように寒風が吹き荒んでいた。随分とまあ手荒い祝福ですね。

おめでとー!ビューッッッッ!

 

席に着くなり、とりあえずドリンクを頼むのだが、生ビールを頼みかけてやっぱり瓶ビールにした。結婚式とか、瓶ビールじゃない?という昭和の生き残りらしい発想が平成最後に甦った。

となりのテーブルのおじさんたちは普通に生ビールだった。これだから昭和はダメだ。

平成生まれは軒並み生だったけど。

 

会費が割と高めだった。若い出席者が多いからアルコールに比重が重かったらなのか、その割には料理が貧弱だったことで不満が飛び交う。確かにそうなんだけどね。ハナから結婚式場の料理には期待していないわたしとは温度差がある。おめでとー!グビグビ。

 

年末年始は炭水化物の割合が増える。特に餅が好きなわたしにとっては、毎年のように体重が激増する時期である。ただ、経験則によると糖質はすぐに使われるので減りやすい。カーボローディングというヤツ。糖質ですぐにエネルギーに変わるよう、体に貯蔵されるが、動いていくウチに水分と同じく抜け出ていき、体重は元に戻る。言ってしまえば見せかけの増量とも言える。動かないでいると脂肪として定着してしまうワケだが。

 

田舎者は都会人より太りやすい。田舎と言えば野山を駆ける往年のイメージのあれ、そんな田舎は少数派。現代なら限界集落に近い。普通の田舎者は車しか乗らない。運動に対する意識も低い。そこにカネを払う意識も低い。食に関しても同様。よって太る。負のスパイラルと言うよりピラミッド。

 

雪国なら雪かきがあるじゃないか!と言われても、それ以外動かないこと(マッターホルン級)山のごとしで、その分食って飲んで台無しにしてしまうので、あんなもんはレクリエーションの範疇だ。ビンゴ。

 

HDDのダビングが終わらない。止んでた雪がまた降ってきやがった。

…レクリエーションで1年を終えるということだな。

よいお年を(白目)!

わたしの1年

今年もあと少し。こうして人は歳を重ねていき、そして人生を終えるのだ。と何故に無駄な刹那的価値観を加えるのだろう。

ヒトは物欲に支配されている。買わずにはいられない。ベストバイ。甘美な響き。センチメンタルな年末に彩りを加えようと楽しい思い出を振り替えってみよう。そんな粋なはからい。いってみよう。

 

・ファッション

サンリミット  ロンドンストライプシャツ(ワイドスプレッド)

ステキなシャツ。ワイドスプレッドがまたステキ。上野に行ったのだ。暑い日だった。涼んで汗が引くのを待つことを目的にコンビニに立ち寄った。2回。ショップは雑居ビルの2階にあって、そこが目的じゃなければ行かないような所。白無地のワイドが欲しかったのだが品切れで、代わりに店員さんは色々と見せてくれた。

ディスプレイされていないロンドンストライプを購入。肩幅が広くて、胸板が厚い体型だからとワンサイズ上を薦められた。洗濯で若干縮むことを念頭に入れた上で。ショップ込みでいい買い物だったな。

 

 

・音楽

邦楽ベスト5(順不同)

中村佳穂『AINOU』

折坂悠太『平成』

KID FRESINO『ai qing』

cero『POLY LIFE MULTI SOUL』

蓮沼執太フィル『アントロボセン』

 

洋楽ベスト5(順不同)

The1975『ネット上の人間関係についての簡単な調査』

Louis Cole『TIME』

Kamashi Washington『Heaven & Earth』

Dirty Projectors『Lamb Lit Prose』

Travis Scott『ASTROWORLD』

まあ、順不同とは言いつつも、洋邦共に最初に挙がっている作品が首位。よく聴いたのは折坂悠太、cero、Louis Coleあたり。邦楽は10作だと難しくなり、洋楽は10どころか20でも収まりきらない。むしろ5作にするとスパッと切りやすくなる。入れ替わるとしたら邦楽くるり、洋楽hop alongとか。

 

 

・小説

ジョセ・ルイス・ベイショット

『ガルヴェイアスの犬』

多和田葉子『地球にちりばめられて』

李昴『海峡を渡る幽霊』

レベッカマカーイ『戦時の音楽』

ジョン・ウィリアムズ

『ブッチャーズ・クロッシング

ザカリーヤー・ターミル

『酸っぱいブドウ  はりねずみ』

 

今年読んだ中から新旧織りまぜて。

印象に残った作品。アジアの作品をよく読んだかな。今読んでいるのも台湾の作家だし。あとは何となくだが、アルコールが入った状態だと中南米作品はサクサク読めることに気付いた。気のせいだと言われたら返す言葉を持ち合わせていないが。

 

・その他雑貨

無印良品 ビニールケース

 

ある意味ベストオブベスト。筆箱くらいの大きさの箱形ビニール製ケースに黒い縁取り、ジッパーが付いた何の変哲もないもの。こもそもこれを買った目的からして、別にこれじゃなくても良かったのだけれど、結果的にヘビーローテーション略してヘビロテ。

使用目的はただひとつ、銭湯へ持ち込む小物入れ。これのみ。今年ハマった銭湯通いだが、家にあった取っ手付きのプラスチックボックス?をいつも持って行っていたが、何か邪魔だし、加齢臭漂うアイテムだし、お洒落なものは何もありゃしないのは分かっているので、せめてコンパクトにしようという。

特徴がないのが特徴。安くてコンパクトでビニールだから洗ったりも気にしなくていい、というチープな利点以外は、特に何もない。他にいくらでも代用はできる。むしろそれがいい。手軽さとはあらゆる重さから解き放たれた自由のことである。多分誰か、哲学者みたいな偉人がそれに近いことを言っていたかもしれないが、テキトーに書いただけだから、そんなものはない。Googleもお手上げだろう。

ここまでで、最も長文になっていることから、わたしの得体の知れない偏愛っぷりが窺える。キモい。

もっと書こうと思ったが、急速に面倒になつたので、ここで1年を締めくくっておこう。

締めくくりがキモいでいいのか、とは思っている。